オランダはNomad社製 ポリコットントンネルテントであるドゴン3を 使用し始めて1年が経過しようとしている。 夏のレポートは以下にて終えているので、 「夏のTC(ポリコットン)テント内部は暑いのか?」 今回は冬季状況を報告する。 DOGON3+1Air 諸元 Weight(g):22600 Packed size (cm):72 x 27 / 60 x 18/ 70 x 10 Material:Polyester cotton Total Inner area (m2) :5,3 Capacity (persons):4 Inner Height (cm):195 Flysheet:Non-coated, breathable, water-repellent Technical Cotton (T/C)) 65% polyester/35% cotton Innertent:68D Polyester Floor:300D / PU 5,000 mm Poles:18.5 / 16 mm Aluminium(DAC製) Guy lines:Nylon string /25 mm Total Area (m2) :13,8...
2019年1月1日。 ・・・約束の夜は去った。 男の感慨に構うことなく、 いつものように金華山から日が昇った。 ...
天の川とドゴン3+1 ・・・12月31日の朝。 今日は約束の夜がくる。 ...
天の川とドゴン3+1 2回目の朝を迎えた。 昨夜の最低気温は-2度程度。 やはり海沿いは暖かい。 ...
海と星とDOGON3+1 ・・・夜が開けた。 ...
朝日とDOGON3+1 ・・・約束の夜は、はるか北の彼方にあるという。 ...
今回のキャンプの個人目標は ①冬キャンプの予習 ②お座敷スタイル時の荷物の置き方 の2点でした。 ①はこたつでちゃんとぬくぬく出来たので無事成功! ②については…。 普段幕外で使用している「キャンパーズコレクション タフライトファイアープレイステーブル」を無理矢理棚として利用。 結果こんな感じに仕上がりました。 撮影後、荷物が即グチャグチャになったのは言うまでもありません…。 お洒落キャンプは私達には無理だなと悟りました_:('Θ' 」 ∠):_ ...
嵐の夜を超えて朝を迎えた。 ドゴン3+1は何事もなかったように佇んでいた。 ストームロープを固定していたペグ群も、とりだてて緩んだ様子はなかった。 ・・・光が眩しい。もはや溢れているといったほうが正しい表現である。 ...
決戦の朝。 曇りだが穏やかな朝である。 この時の風は微風程度だった。 ...
もうすぐ2回目の冬キャンプを迎えるわけですが、私は元々ドゴンを購入する際に以下の点を購入条件に挙げていました。 【私の意見】・お座敷スタイルが出来る物が欲しい・出来れば可愛い物・まだオートキャンプに行けている回数は少ないけれど、現地で見掛けるテントとは違う物が欲しいテント個人輸入記① わがやのかんがえたさいきょうのてんと それに加えて ・小さい頃純和風の家で、畳+こたつの生活だった ・現在住んでいる家にこたつを設置出来ない という環境のため、冬キャンプ時にはお座敷スタイルでこたつを設置したいと思い、ドゴン購入以降色々検索しヘカさんに提案し続けていました。 ・こたつテーブルから自作する ネットを検索していると、ナチュログユーザーさん等が、こたつテーブルを自作してたので真似しようとしたところ、材料費が結構掛かりそう&電源サイトが必須になりそうだったので断念。 ・ミツウロコ 豆炭アンカを活用する テーブルを自作してミツウロコの豆炭を代わりに設置しようとしたところ、豆炭アンカ単品はお手頃価格ですが、豆炭ホームこたつ グローブ (燃焼器)を購入しようとすると値段が倍近くになってしまうため断念。 いっそ全てセットになっているこたつ自体を購入しようとしたところ、値段よりも積載の問題で断念。 ・市販の小さいサイズのこたつを持ち込む 幕内に設置しても動線の邪魔になり過ぎないサイズがない、気に入った形の物が高過ぎる&積載の問題で断念。 と断念の嵐になってしまい、仕方なく「手頃なサイズ&価格のローテーブル+こたつ布団+天板の自作」 で簡易こたつを用意しようとして、先日WILD-1にお邪魔したところ・・・奇跡が起きてしまいました・・・。 天板の自作をしなくても、簡易こたつが完成!!。:+.゜ヽ(*′ω`)ノ゙。:+.゜ヤッター♪ クオルツさん優秀過ぎる!!!! 前置きが長くなってしまいましたが、私のように積載問題を抱えながら冬キャンのこたつ作りに悩んでいる方は、ぜひ以下の設置方法をお試し下さい。 【準備するもの】 クオルツのテーブル(クオルツ ライト シールド システム テーブル QHRT066) 超薄手のブランケット ①テーブルを分解します 天板から足のフレームを取り外します ②フレームの高さを調整します フレームは「HI(高さ56cm)、MID(高さ40cm)、LOW(高さ34cm)」の3段階に調整することが出来ます。 我が家は最初MIDで調整しましたが、卓上でお鍋を食べると少し位置が高く感じたので、LOWに再調整しました ③フレームを設置し、用意したブランケットを掛けます 我が家の用意したブランケットは、しまむら製の超薄手ブランケットです。 商品名は失念してしまいましたが、触った感触はしまドルトンの半分位の厚さです。(値段は1,500円程でした) ブランケットは薄ければ薄いほど楽に組み立てられるので、用意する際には充分に厚さを確認して下さい。 ④天板を押し込みます ③で書きましたが、天板とフレームにブランケットを挟み込みながら組み立てるので、ブランケットは薄ければ薄いほど楽に組み立てられます。 ⑤完成!! 今の時期だと中に何も入れなくても充分に温かいですが、冬本番時には湯たんぽを追加する予定です。 それでも寒い時は、電源サイトであれば下に電気毛布、電源なしの場合は貼るホッカイロを試してみる予定です。 また、写真に収めていませんが、今回こたつと元に冬キャン用としてこちらの「ボア付き巻きスカート」も用意しておいたので試着しながらこたつに入ったところ・・・余りの温かさ、いや熱さに「熱すぎる!!!!」と叫びながら外に出てしまいました。 冷え性の方は、巻きスカートも併用すると、地面からの冷えも和らいで良いかと(*゚∀゚*)b 今回利用した「クオルツ ライト シールド システム テーブル」の値段は、現在こんな感じです。 実店舗(WILD-1)の他にamazonや公式オンラインショップで購入出来ますが、値段は送料も含まれてしまうのでどこも大差ない状態でした。 出来れば一度実店舗で天板とフレームの仕組みを確認してから購入されたほうが、ブランケットの厚さ確認も出来て良い感じかと。 それにしてもクオルツさん・・・。簡易こたつが作れることもアピールした方が良いですよ…勿体なさすぎる!!!! ...
「・・・台風25号は依然として勢力をたもったまま 日本海を北上しており、明日深夜には・・・」 ラジオから聞こえるアナウンサーの警鐘は、 アクセル全開のノンターボエンジンが発する 金切り声でかき消されていた。 ...
・・・撤収日の朝。 神々は我々を見放さなかったようだ。 ...
・・・豪雨の夜が明けた。 前夜の気温は18度程度でインナー内部は長袖Tシャツ+夏用寝袋で快適であった。 見上げるまでもなく見事な曇り空である。 ときどき少雨がある。高地のためか天候が目まぐるしく変わる。 常にこれに立ち向かってゆく登山家達は正気の沙汰とは思えない。 幹が赤い松と白樺のカルテット。 結成して何十年を経た中堅感がある。 ...
・・・オランダ アムステルダムの8月。 最高気温22度、最低気温13度、露点温度は13度(同月東京は高37/低25/露20度)。 つまり、肌寒いが屋外にいてもいわゆる汗でベタベタせず、サラサラなお肌が続くのである。さらに真冬でも日本の本州太平洋側程度の気温を維持。 ・・・さぞ快適なことだろう・・・。 ユーラシア大陸西部で、有史以前から人類の闘いが絶えないわけが、我々ならば理解できるような気がする。 今回我々が試験に臨むドゴン3(+1)を製造したノマド社は、そんな環境に本拠を置くアウトドアメーカである。 9月初旬、我々が目指した地域の気温は、最高25度/最低15度/露18度。 ようやく真夏のオランダにすこし近い気候である。 ・・・標高を1000m以上上げればだが・・・。 昼過ぎ、到着前に現地麓の食堂で食事である。 わずか30席程度の店内。現地のエージェント達でごった返していた。 我々の活動がリークされている可能性がある。この先注意しなければならないと直感した。 ※写真は団体様退店のあと。 ...
日蘭関係史に残る対峙の翌朝。 歴史を動かす出来事の前夜の多くがそうであったように、昨夜の両陣営の邂逅も歴史書に残ることはないだろう。 そんな我々の儚い定めを知ってか知らずか、日本チーム指揮官が陽気に朝食を振る舞ってくれた。 ...
日蘭決戦の朝。数時間後、ここが戦場となる気配は微塵も感じられない。清涼と静寂に満ち溢れた朝である。 ...
・・・日本とオランダ。 鎖国時代の我が国において、唯一取引を認めさせた西欧列強国。第二次大戦時は、東南アジアをめぐって銃火を交えた敵国。現代では先進的農業を推進し、我が国農業からも一目置かれる農業強国。 両国は歴史的に時には友であり多くはライバルであった。 そして2018年9月初旬。 運命のいたずらから両国の代表的なテントが、日本の山奥で直接対峙していた事実は、政治的配慮から極秘とされたという。したがって安倍首相、マルク首相からの祝電が届かなかったことも致し方ない。歴史を動かす出来事は常に歴史書に記録されないのだから。 前日、オランダ陣営が先着した。 ...

























・・・撤収の朝。 たしかに昨晩から小雨が降ったりやんだり。 しかし、雨合羽シートをテントに装着していたため、フライシートの裾以外ほとんど被害がない。起床時は曇り。天気予報によると午後からは降雨。 「勝ったな」と思っていた。 ・・・しかし、フライシート上部に着せた雨合羽シートを片つけ、本体の解体を始めた矢先、彼らの猛攻は始まった。 もっとも脆弱な瞬間を雨に突かれたのである。 その時の我々の様子を神がみていれば「右往左往とはまさにこのことじゃ!」と大いにお喜びいただけたに違いない・・・。 遅れながらDODペンタタープで防御するも、その被害は甚大であった。 おわかりいただけるだろうか?バケツの底にたまった水を。。。 成分は雨と涙のハイブリッドである。 結果としてへニョへニョである。 空襲のさなか、不幸なことに放置されてしまった彼はもっとも被害甚大であった。 彼はいまも治療のため家のベランダで干されているという。。。 身代わりにされたウサギはあきらかに不機嫌そうであった。 新品幕の撥水効果になんとか助けられたというところだろうか。 もし水気をすべて含んでしまったポリコットン幕体の撤収になっていれば、JAFのレッカー車を迷わず呼ぶことだっただろう。。。。 かろうじて片付けを終え濡れたまま撤収。まさに潰走である。 下山を始める。 ・・・レタス畑はこの雨も自らの味に変えているのだろう。やはり敵わない。 しかし、麓の売店にある食堂は、 我々の苦い敗北をわすれさせるには充分なパフォーマンスであった。 ほうじ茶とおつけもののコンボにメロメロにされる始末である。 NASA製と思わしき極めて立派な薪もおいてある。次回試してみたい。 ・・・2週間もすれば、ヒマワリではなく彼ら種族がこの地域の主となっているのかもしれない。 再び走り始めた車。 全開のガラス窓から流れ込む小雨まじりの風を目一杯吸い込んだあと、そんなことをふと思いながらスロットル開度を大きくした。 バックミラーには、淡い霧に覆われた広大なレタス畑がいつまでも映って見えていた。 -完- ...