この日、明け方の最低気温は9℃。
UJack内に暖房機器はない。
UJack内に暖房機器はない。
シュラフに入るなら肌寒い程度が適温である。
当然、熟睡となる。
・・・男は夢を見たという。
晴天の草原を
口笛を吹きながら
軽やかに散策する夢だった。
口笛を吹きながら
軽やかに散策する夢だった。
梅雨晴れにキャンプができると、
生涯雨に悩まされない人生となる。
・・・後輩氏がNetのどこかで見た怪しいジンクスだという。
生涯雨に悩まされない人生となる。
・・・後輩氏がNetのどこかで見た怪しいジンクスだという。
いうまでもなく、彼はキャンプでの降雨(雪)率が
85%を超えるエリート雨キャンパーである。
晴天キャンプのためなら、公衆トイレの落書きに
晴天キャンプのためなら、公衆トイレの落書きに
記されたジンクスでも試みる決意だという。
男が思うに、
Netも公衆トイレも変わらないわけだが、
藁をもすがりたい気持ちが勝った。
・・・そして、梅雨に入って二週目のある週末。
疑惑のジンクスでもなんとかあやかりたい
エリートキャンパー二組が
エリートキャンパー二組が
長野県の高原地域に集結していた。
当然、エリートたちにとって、
下り坂を知らせる天気予報を
わざと無視することなど、
下り坂を知らせる天気予報を
わざと無視することなど、
造作もないことだった・・。
・・・ある年の1月中旬のこと。
ヤツから一本のメールが男に入った。
「週末、暖かくてつまらないですが椿荘にいきます。」
念のため天気予報を確認する男。
最低気温は-4℃。
・・・男はヤツの病状が明らかに
進行していることに諦念して、
「いきます。ずいぶん暖かいですね・・・」
と、返事をした。
当日。
・・・いつものように現地集合である。
日中は10℃をすこし超えた気温だった。

ヤツから一本のメールが男に入った。
「週末、暖かくてつまらないですが椿荘にいきます。」
念のため天気予報を確認する男。
最低気温は-4℃。
・・・男はヤツの病状が明らかに
進行していることに諦念して、
「いきます。ずいぶん暖かいですね・・・」
と、返事をした。
当日。
・・・いつものように現地集合である。
日中は10℃をすこし超えた気温だった。
Ujack Desert300。
ペグはめんどくさいが
結露に強い2重構造である。
撤収日の朝。
曇りである。
両日、両幕とも結露はほぼなかった。
朝食。
シンプルに温かいスープとできたてコーヒー。
低気温が超一流の調味料であることが改めて証明された。
・・・いよいよ撤収である。
当初の任務に失敗した2名のエージェントは、
紅茶氏によりあえなくその身柄を確保され、
現在は紅茶デスク脇で余生を送っているという。
・・・このように、
史上最もどうでもよい戦いの幕は閉じた。
キノコ-タケノコ戦争に勝者はいなかった。
そして、松茸(トルコ産)の風味だけが
各員の記憶にしっかり残ったという。
---完---
ロケ地:千葉県稲ヶ崎キャンプ場
M氏の不意打ちに男が腰を抜かした
南房総オレンジ村事変からはや2ヶ月。
男は長い間待っていた。
報復の時を。
その道のりは長く過酷だった。
誰にも話してはならぬ。
その企みを。
その意思を。
白いスペードのエースの存在を。
そして、キリスト教徒の一大イベントを目前に控えた12月のある日、
ついにその時が来たのだ。
これが後世の戦史研究家達から一顧だにされなかったという
今世紀最もどうでもよい戦い、
キノコ-タケノコ戦争であった。
・・・10年に渡り、何の因果か男とヤツは不思議な縁でつながっていた。
かつて共に取組んだ仕事では驚異的な成果を上げていた。男とヤツのコンビプレーは社内外から常に一目を置かれる存在だったという。
その結果、周囲からは男とヤツが盟友関係にあると認識されていた。
\ \ デデドン!! //
我が家には「Nomad Dogon 3 (+1) Air」が既にありますが
1泊キャンプにはサイズが大き過ぎて、設営&撤収が面倒
という点がじわじわとネックになってきました。
特に冬はヘカさんが悪友と1泊キャンプすることが増えるため
そろそろ気軽に使えるサイズの幕も欲しいなぁと色々吟味し・・・。
この度「UJack Desert300」をお迎えしました。:+.゜ヽ(*′ω`)ノ゙。:+.゜
この度「UJack Desert300」をお迎えしました。:+.゜ヽ(*′ω`)ノ゙。:+.゜