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日蘭合同キャンプ②

By Nomadでオートキャンプ - 9月 04, 2018

日蘭決戦の朝。
数時間後、ここが戦場となる気配は微塵も感じられない。
清涼と静寂に満ち溢れた朝である。




昨夜は豪雨となった。
NASAの追加装甲を叩く雨音が一晩中響き渡っていた。
これから始まる決戦の行方を暗示するかの如しであった。








・・・不幸にして、豪雨の中放置されてしまったGパン。

変わり果てた姿となっていた。



事の前に朝食である。











現地時間0930。

いよいよ日本チーム到着である。

夜通し移動した直後にもかかわらず、到着早々驚異的な速度で設営を行っていた。ストームロープなしとはいえ、基本設営を15分程度で完了していた。

設営に1時間近くを要するオランダチームは呆然とするばかりだったという。

見事なチームプレイである。

逆ハの字の陣。


日本陣とオランダ陣の中央にDMZとしてタープを設置した。





敵情視察。
軽い!明るい!広い!これがカマボコなのか!
こんなハイレベルなものがあのコストで販売できるというのか!


インナーも異常な速度で設営。


スチベルが不気味な光を放っていた。







オランダ陣から日本陣を臨む。



日本陣からオランダ陣を臨む。
東郷ターン直前の戦艦三笠から見たクニャージ・スヴォーロフはまさにこのような光景だったのだろう。どちらが勝者となったかは日本人より帝政ロシアの圧政に苦しんでいた東欧諸国民のほうが詳しいかも知れない。



ランチは日本チームが持ち込んでくれた。




オランダチームは日本チームの薬物投与作戦を危惧して怯んだが、ひとくち食べた瞬間どうでもよくなったほど美味だったという。またたく間に完食である。
(ごちそうさまでした!)







日本チームはガソリンランタンを2台も投入してきた。我々の夜襲を警戒しているに違いない。まったくスキのない連中である。






また、日本チームにはなぜか拝火教の女性司祭が紛れ込んでいた。
ランチのあといきなり焚き火開始であった。
のちほど司祭に聞くと、設営時の異常に機敏な動作は、焚き火中毒者特有の禁断症状によるものとのこと。
さらにこの司祭、触っただけでペグハンマーを崩壊させる特殊能力をもっているようだ。
オランダチームはできるだけ彼女にものを触れさせないよう決意した。


なにがなんでもいますぐ焚き火らしい。


・・・もはや放火魔の心理分析官に協力できそうなレベル感であった。


司祭は近日中に「なにがなんでも焚き火だし」というサイトを作るとか作らないとか。





一方同時刻、オランダチームは夕食の仕込みを開始していた。
日本チームを過食によって体調悪化させるという西欧お家芸の陰謀作戦である。

地元豚肉の脂身は罪の味である。玉ねぎ、人参も甘みがおかしい。






おじさん共の仮眠中も女性陣はガールズトーク。
やはり彼女たちはタフである。


いつのまにかDMZはただの宴会会場と化していた。




・・・両雄のショットを取るにしても、どうしても木が邪魔であった。
撮影的にはサイトレイアウトミスのお手本である・・・。



昨夜の雨が溜まっている。

売店でGetしたレタス。






拝火教司祭はスーパードライがお好みらしい。





日本チームが夕食準備にとりかかった。
秘密のベールに包まれていた装備品が展開されてゆく。


不要に奢らず、ただ重要ポイントでは譲らない主張を感じる。
生まれて初めて木目テーブルが眩しくうつった。
敵ながらあっぱれである。


・・・日本チームは頻繁に作戦会議をおこなっていた。
ほとんどの議題は燃焼中の薪配置にともなう燃焼効率変化であった。
もはや立派な病である・・・。





日本チームの前菜。見た目ジャンク風だがうまそうである。


オランダチームのメイン。地元豚バラと地元野菜煮込み。
まずくなる要素はない。煮込む以外の調理はしていないのだから。






いよいよ暗闇に怪しく光るカマボコ。
魅力全開である。








日本チームの指揮官のトーク時の動作は常に機敏であった。
ハイスピードカメラがなければ残像が残ってしまう。


司祭は常に火の傍にいた。ただの焚き火人形マシーンと見紛う。
そのため身体周辺に白いオーラを常にまとっている。
もはや後光である。







司祭が連綿と紡ぐ煙につつまれながら、対決の夜は和やかに深まっていったという。


つづく

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