約束のキャンプ③(テント籠城)

By Nomadでオートキャンプ - 1月 06, 2019


天の川とドゴン3+1

2回目の朝を迎えた。
昨夜の最低気温は-2度程度。
やはり海沿いは暖かい。

朝食である。
ストーブ上は朝のラッシュである。
  
スタンレー珈琲システムの出番である。

蒸らし5分、抽出5分。

珈琲が完成した。

 
地元産栗パイ。

クリアウインドウからの風景。



到着時より、時折吹く強風で
サイドドア部から猛烈に風が侵入してきていた。
対策として、特に海に向かう右側面には、
強固な防風陣地を構築した。

左側面も厳重な警備体制を敷いた。
蟻は逃さないが風にはあまり効果はなかったという。。


時折強風が吹くものの
穏やかな時間。


普段閉じ込められている道具たちは、

牡鹿半島の穏やかな日差しを

のんびりと楽しんでいるようだった。



今回初陣となるネックライト。
こんなにも便利なギアであることを初めて知った。
特に、暗闇のなか、
遠くからみると宇宙人的な何かが動いているようにしか
見えないところが秀逸だった・・・。

こちらも虫干し。

湯たんぽが入ってなかなか暖かい。



さて、ランチである。
前菜に地元産お餅。

メインデッシュ。
地元スーパで購入した
石巻焼きそばセット+鹿もも肉。
・・・豚肉を買い忘れたおかげである。

味は諸君自身で試してもらいたい。
ビール党員ならば狂喜乱舞することを保証する。

あまりの鹿もも肉。

臭み、牡蠣醤油、わさびのタッグは極めて強固である。

健康志向の男が選んだ調理オイル。
これをつかった料理のあとのタバコが美味いのだとか。


洗い場。
お湯はない。


ドゴン内右翼には
男ご自慢のMyデスクシステム。
保守本流である。

対する左翼には、
紅茶デスクシステム。
・・・革新派との溝は絶望的に深い。


屋外には雪が舞う。



隙間風を殺すために地面を這いつくばった結果、

このトグルとグランドシートの連結方法を理解した。
ようやくオランダ人テントエンジニアの思想においついた。

説明書に一文すら記載されていないところに、
欧米人の「わかりまっしゃろ?」主義を感じる・・・。


3時のデザートである。

紅茶シェフの飽くなき挑戦は続く。

立派なデザートではあった。


あっという間に夕暮れが迫り、
金華山にうかぶ雲がオレンジに輝く。

夕食は水炊きである。

宮城森林鶏は水炊きにしても食感を失わなかった。


・・・今夜も星が己の美しさを見せつける如く現れた。



金華山は黒いシルエットでその存在を示していた。


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