海外高級テントにまつわるどうでもよいお話1(主にオランダ)

By Nomadでオートキャンプ - 5月 22, 2018


※写真はカーステン社トンネルテント(コットン)

Nomad https://nomad.nl/
ESVO https://www.esvocampingshop.com/nl/
Karsten http://www.karstententen.nl/
Holtkamper https://www.holtkamper.nl/nl
EUREKA! https://nl.eurekaeurope.com/
ATOMATENT http://www.atomatent.nl/
De Waard https://www.dewaardtenten.nl/
Cabanon https://www.cabanon.nl/
Safarica https://www.safarica.nl/
bardani https://www.bardani.nl/

・・・・この大量の高級テント製造メーカー達、
全て「オランダ」に存在します。
純粋に「?」と思いました。
なぜに人口1600万程度の国にそこまで高級品を
製造するメーカーが集中するのかと。

そこで我らのGoogle先生にいろいろ伺うと、
以下のような背景が見えてきました。

「オランダ人口約1600万人のうち450万人(28%!)が
キャンプをしている」とのこと。
http://museum.world.coocan.jp/european_booth/contemporary/index.html
「オランダ人はキャンプ好き」
http://www.portfolio.nl/bazaar/home/show/1963


彼らのキャンプが毎年の習慣になるにはやはり理由があって、
オランダ(西欧全般みたいです)サラリーマンの休暇(夏休み)事情が
大きく絡んでいるようです。
 
要約すると、
サラリーマンの夏休みが長い(3Weeks程度)
→子どもたちも夏休み→自宅にいられない。
とはいえ、サービス業の物価は高い
→お金掛けずにバカンスを楽しみたい
→キャンプ&テント!
 
 ただし、手放しで彼らの長い夏休みを羨むのは尚早みたいです。
年間の祝祭日は日本よりも少ないからです。
https://medium.com/ns%E9%9B%91%E8%A8%98%E5%B8%B3/%E7%A5%9D%E6%97%A5%E3%81%AE%E8%A9%B1-%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E7%B7%A8-1783e2a224ff

・・・やはり古今東西、宮仕えはつらいですな。苦笑

余談ですが、我が国はというと、
日本オート協会「オートキャンプ白書2017」によると、
2016年のオートキャンプ参加人口
(1年に1回以上キャンプをした人数)は830万人と、
4年連続で前年を上回ったとのこと。
(ピーク時は1996年の1580万人。半分程度まで回復ですって。)
http://diamond.jp/articles/-/135242


話を戻しましてオランダをはじめ西欧に多数存在するテントについて。
ピュアコットン、ポリコットン惜しげもなく投入された
豪華絢爛な製品達がひしめく世界ではありますが、
我が国でそのまま導入してよいかは
恐らく別問題と個人的には考えています。
これはまた別の機会にでも。


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2 コメント

  1. ヘカ殿

    興味深い内容を分かり易くご説明くださりありがとうございます。
    何も知らなかったなぁ。オランダ人の1/4がキャンプしているとは恐るべしオランダです(笑)

    日本のキャンプ人口は現在が最多なのかと思いきや1996年が最多だったのですね。まだその半分ということを考えると伸びしろ多いなぁ。彼の地のこれ以上の混雑は残念なが必至なのですね(涙)

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  2. H殿、コメント有難うございます。
    ここには記載しておりませんが、日本の場合、景気とキャンプ人口が比例関係にあるそうです。
    2020年は国内、世界(特に北米)ともに動きがあったような気がしますので
    来年以降4年間くらいはどうなるんでしょうね。(笑)



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