M氏の不意打ちに男が腰を抜かした
南房総オレンジ村事変からはや2ヶ月。
男は長い間待っていた。
報復の時を。
その道のりは長く過酷だった。
誰にも話してはならぬ。
その企みを。
その意思を。
白いスペードのエースの存在を。
そして、キリスト教徒の一大イベントを目前に控えた12月のある日、
ついにその時が来たのだ。
これが後世の戦史研究家達から一顧だにされなかったという
今世紀最もどうでもよい戦い、
キノコ-タケノコ戦争であった。
・・・戦いは最初が肝心である。
現地に到着するなり、
男は何も言わず速攻でUjackを設営にかかった。
が、さすが百戦練磨のM氏、
グランドシートを敷いた瞬間に異変を察知していた。
「その小さいグランドシート、なんですか?」
そしてそのシャーロックホームズばりの観察眼で
この事態の全容を理解しはじめていた。
男は構わず設営を続け、
最後のペグうちの音で、復讐劇の開幕を告げた。
ついに、Ujackキノコが大地に立ち、
キノコ-タケノコ両雄が相まみえたのだ。
・・・張り詰めた和やかさの中、
突如タケノコ陣営から地元産超高級イチゴ砲が火を噴いた。
現地に到着するなり、
男は何も言わず速攻でUjackを設営にかかった。
が、さすが百戦練磨のM氏、
グランドシートを敷いた瞬間に異変を察知していた。
「その小さいグランドシート、なんですか?」
そしてそのシャーロックホームズばりの観察眼で
この事態の全容を理解しはじめていた。
男は構わず設営を続け、
最後のペグうちの音で、復讐劇の開幕を告げた。
ついに、Ujackキノコが大地に立ち、
キノコ-タケノコ両雄が相まみえたのだ。
・・・張り詰めた和やかさの中、
突如タケノコ陣営から地元産超高級イチゴ砲が火を噴いた。
直撃弾をうけた紅茶氏はあまりの美味に
しばらく錯乱する始末である。
男は即、浜屋バーベキュ弁当で応戦。
(M氏の事前うまいもの情報の精度は高い)
さらにスタンレーコーヒーシステムで追撃。
フレンチプレスのこってりした珈琲弾をお見舞いした。
タケノコ陣営に飾られた聖なる日のオーナメント、
ではなくこの実態はZ旗である。
ではなくこの実態はZ旗である。
紅茶氏曰く、これはツリーではなく、
ツリーになりすました緑のムック、とのこと。
ツリーになりすました緑のムック、とのこと。
そして、いつのまにかUjackのフロントポールに仕込まれていた
2人の凶悪なエージェント。
2人の凶悪なエージェント。
彼らは凶悪な外観のとおり、
腹部の風車でUjackを倒壊させようと企んでいたという。
しかし、今回は風が吹かず風車が回ることはなかった。
したがって、ただの陽気なだるまとヒゲオヤジであった。
腹部の風車でUjackを倒壊させようと企んでいたという。
しかし、今回は風が吹かず風車が回ることはなかった。
したがって、ただの陽気なだるまとヒゲオヤジであった。
M氏の本陣であるタケノコ。
曇り空でもその存在感を際立たせていた。
・・・膠着状態のまま日が暮れ始めた。
神経戦に消耗した我々は
一時休戦協定を結び共同作戦を開始した。
炭オーブンセットをM氏が手配し、
内部のアップルパイは紅茶氏がその場で作成。
神の祝福を受けたような、和やかな和解ムードが両陣営を包んでいた。
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我々の行方を暗示するかの如く、
人知を超えた神の御業が眼前に立ちはだかっていたのである。
続く
人知を超えた神の御業が眼前に立ちはだかっていたのである。
続く
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