撤収日の朝。
曇りである。
両日、両幕とも結露はほぼなかった。
朝食。
シンプルに温かいスープとできたてコーヒー。
低気温が超一流の調味料であることが改めて証明された。
・・・いよいよ撤収である。
当初の任務に失敗した2名のエージェントは、
紅茶氏によりあえなくその身柄を確保され、
現在は紅茶デスク脇で余生を送っているという。
・・・このように、
史上最もどうでもよい戦いの幕は閉じた。
キノコ-タケノコ戦争に勝者はいなかった。
そして、松茸(トルコ産)の風味だけが
各員の記憶にしっかり残ったという。
---完---
ロケ地:千葉県稲ヶ崎キャンプ場
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