エリートたちの梅雨キャンプ DAY1

By Nomadでオートキャンプ - 6月 18, 2019

梅雨晴れにキャンプができると、
生涯雨に悩まされない人生となる。

・・・後輩氏がNetのどこかで見た怪しいジンクスだという。

いうまでもなく、彼はキャンプでの降雨(雪)率が
85%を超えるエリート雨キャンパーである。
晴天キャンプのためなら、公衆トイレの落書きに
記されたジンクスでも試みる決意だという。

男が思うに、
Netも公衆トイレも変わらないわけだが、
藁をもすがりたい気持ちが勝った。



・・・そして、梅雨に入って二週目のある週末。
疑惑のジンクスでもなんとかあやかりたい
エリートキャンパー二組が
長野県の高原地域に集結していた。

当然、エリートたちにとって、
下り坂を知らせる天気予報を
わざと無視することなど、
造作もないことだった・・。


現地着は1300。

気温は22℃
気持ちの良い天候である。

高地の緑はまばゆい。

エリート後輩氏の幕は
テンマクデザイン サーカスビッグである。

対する男はUjackDesert300。

エリートを自負する男は、
ドゴン3を使用しなかった理由を
後輩氏から詰問されても、
シラを切り通したという・・。

中央部に会議スペースとしてイレブンベース。
ただ晴天日中幕内は少々暑い。

・・・男は、この晴天下でオープンタープを
利用しない理由を後輩氏から詰問されても、
雨対策とは決して自白しなかったという・・・。


設営は無事完了。

たんぽぽが臨戦態勢に入っていた。

イレブンベース内の会議机。
効率的なアルコールの運搬と味覚を考えると、
こうなるらしい。

早くも酔っ払った後輩氏が
ハンモックのテストをしていた。

寝転ぶ際のジタバタぶりを
遠くからみていると
罠に掛かったイノシシである。

風が抜けるよう前後フラップを展開してみたが
幕内温度は暑いまま大きく変わらなかったことは
男の勘違いだろう・・。

後輩氏は酒盛りのため幕内には不在である。



・・・日が落ち始める。
Sotoのガスランタン。

暖かな光である。

夕食は紅茶氏渾身のフィデウア。
ようはパスタ版パエリア。手軽で美味である。

酔いどれ後輩氏は千鳥足でローストビーフを作成。

もちろんキャンプエリートらしく、
仕上げの切断過程で
肉をまな板ごと地表に落下させ、
カラ松のハーブを肉全体に
まんべんなくまぶすあたり
抜かりなしである・・・。
(画像を拡大するとハッキリ確認可能である・・)


夜は深まり、

幕内にランタンが灯る。

降雨なきまま
初日が幕を閉じた。

続く

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