進撃のSONY SEL18200 E 18-200mm F3.5-6.3 OSS(+α7RM3)
By Nomadでオートキャンプ - 2月 24, 2021
SONY SEL18200 E 18-200mm F3.5-6.3 OSS。
フルサイズ換算で27-300mmをこれ一本でカバーする
Eマウントの超便利ズームレンズである。
このレンズ、
梅雨空の暗い場面で使うと、
地獄のように押しつぶされたシャドー、
端っこにいくほど感じられる竜の鱗のような収差、
100年ほど放置された食パンに生えるカビのような
薄青緑色味が魅惑のレンズである。
初心者カメラマンを鬱のどん底につきおとすことなど、
このレンズにかかれば赤子の手をひねるがごとしである。
ƒ/5.61/1500120 mmISO 100
(35mm換算180mm以下同様)
つまりは己の撮影技量の無さを痛感させられるために、
男は二度とこのレンズを使うまいと誓ったという。
もはやの祟りレンズ扱いだった。
・・・パシャ。
ƒ/5.61/50096 mmISO 100
?
ƒ/5.61/50065 mmISO 100
・・・パシャ。
ƒ/5.61/50055 mmISO 100
!?
男は数枚撮影してすぐレンズを交換した。
出てくる絵に落胆したのではなく、
戦慄したからである・・・。
「実はこれ一本で・・・、」
・・・3年に渡る遠い遠い道のりを、
気が遠くなるようなコストをかけて
ここまで歩いてきた男の震える独り言の続きは、
小川のせせらぎにかき消されたという。
冬の晴天の暖かい日差しを受けた
SEL18200のお世辞にも大きといえない前玉が、
キラリと輝いて見えていた。
---完---
SONY SEL18200 E 18-200mm F3.5-6.3 OSS
作例
※SigmaArtラインやズミクロン50mmF2の
名誉のために申し上げるなら、
掲載は一応へたくそなりにバリバリのレタッチ作例ではあります。
ボケ量はともかく、
拡大しないことにはもはや見分けがですね・・・。
もちろん光量十分な屋外撮影ならば、ですが。
・・・・たぶん(笑)
2 コメント
おはようございます!
返信削除なんと!SEL18200は生存していたのですね!!笑
とうの昔に代々伝わる黒魔術の触媒と化したのだと思っておりました…
α7R III×SEL18200という異質な組み合わせから吐き出される絵…
Exif情報でも見ない限り高倍率ズームレンズとは伝わりません、笑。
4・5枚目などなかなかな切れ味に感じます…
(もちろんバリバリレタッチの賜物かもしれませんが)
ひょんなところで望遠域をカバーするレンズ発掘!?笑
Sigmaの新作発表がSigma 28-70mm F2.8 DG DN│Contemporaryのみだったのか分かりませんが、70-200mm F2.8 DG DN│Artは未だベールに包まれていますね…
SEL18200で機が熟するまで待つものアリかと、笑。
taccさん、コメントありがとうございます。
返信削除SEL18200、ズーム時に異音がするとかで下取り5000円でした(笑)
それ以来タンスの肥やしです(笑)
写りについては、確かに大きく見ると解像感がたりないことはわかりますが
(特に合焦部の輪郭がぼやけてる)、パッと見る分には悲しいくらいわからんです(笑)
4.5枚目のように特に近接撮影するとますますわからないです。苦笑
標準画素機ならもっとわかるかも?
昨日もSigmaは70200を発表してくれませんでした。(笑)
2870は2470もっているユーザには不要な気がしますしw
(800gを持ちたくない人以外不要なような・・・)
というわけで当分SEL18200で遊んでみようかしら。
(ファイルサイズ小さいからPCにも優しいですし)
もしくはタムロン70180に浮気したくなりますw
でもせめてSigmaのスペックを確認してからにしたいところです・・・w