夏のTC(ポリコットン)テント内部は暑いのか?①

By Nomadでオートキャンプ - 6月 04, 2018

「男には、負けるとわかっていても戦わなければならない時がある。ヘカ郎はそれを知っていた。」
・・・かの有名な海賊のお言葉がワタクシを突き動かします。


関東平地の初夏(道路設置の温度計は31度)であっても、届いたばかりのポリコットン幕は張らねばなりません。そう、梅雨に入る前に。たとえ灼熱の幕内で干からびる定めであったとしても。


今回の戦で、ワタクシを援護するはずのメーテル嬢は戦場カメラマン化しておりますので、ほぼ単身での設営に挑みます。
単身余裕で設営出来ないと、それを根拠としてトンネルテントを選択したワタクシの沽券に関わりますし・・・。


いざゆかん、Nomadドゴン3+1Air設営の海に。


「戦いは数だよ!兄貴!」といった中将閣下の教えに背き、物量に単身挑みます。
上から、TCフライシート、インナーテント+ポール、ポーチ、ジップ式グランドシート。



質量にも負けません。。。(すでに絶望を感じます)


コールマンのタフスクリーンタープの如く、サクサク拡げて参ります。タフスクリーンと違い、生地そのものの重みで一向に拡がりません。



フライシートの展開など造作もありません。(ここまでで既に10分消費)


今回はポールを探して右往左往することはありません。(視界いっぱいにポールが広がってます)

同梱のポール破損時の応急処置モジュール(と思われます)


 いざ、ポール3本を幕体に通そうと思います。


ポール径は18.5mm DAC製アルミニウム合金。なかなかしっかりしてます。(もはや土木工事用部品かと思いました・・・)


ポリエステル幕体時のようにスルスル入ります。(・・・すべての動作が重いです。)





ピンをポールに入れてまいります。赤子の手をひねるが如しです。(・・・クソ硬い・・・)


毎度やっていると、弓の名手になれるかもしれません。( オランダ人は怪力野郎ばかりなのか?)



インスタ映えを意識してグローブをしての作業。(失いつつある握力を補うため・・・)


2本完成。




3本目のピンが特に楽勝でした。(全身の力でギリギリ取り付け。)


さて、整えて。


起立させるため仮でペグ打ち。 今回は地形の関係でフロント部をペグダウン。


 西洋の物量に負けじと日本製鍛造ペグ30cmを使用。(これ以降はめんどくさく中国製20cmに。。。)



リアを引っ張って、芋虫型に。。


右後部をペグダウン。




左をペグダウン。自立してくれます。


後部ベンチレーション



フロント側のガイロープ。(もはやタイダウン用ベルトのサイズ)


フロントベンチレーションは小さいですが左右二箇所。


今日はいいお天気です。(・・・容赦ない日差しです)


2本のガイロープ(ベルト)でペグダウン(タイダウン)


出入り口用のミニオーニングポール。楽勝で入ります。(全身全霊の力で組み付け・・・)



オーニング部はしっかりした張りと造形。(ワタクシの姿勢は筋力を使い果たしてベロベロ)


フロントは中央で分離します。


しれっとタバコの灰でマーキング。(程なくバレて、メーテルの右フックを食らうことになります) 


フロント小型フロント左ベンチレーション



インナー取り付け前の内部


インナーテント位置からのフロントビュー


内部左リアサイドビュー


欧州幕の証(?)左側クリアウインド(メッシュはありません)。セーヌ川がみえています。
日差しが燦々と差し込んでまいります。(速攻閉めました・・) 


右側ドア。これは日本の夏に頼もしい全面メッシュ付き。 クリアウインド&フルクローズもできます。


別売りのポーチ取付基部。


基部にあるこの巨大ファスナーで取り付けるようです。




楽勝でファスナーが入りました。(最初入らず、なんとここで10分消費・・)


ファスナー接合後はサクサク取り付け完了。


フロントガイロープタイダウンベルトにはバックル(オス)が付いており、テントフロント部&ポーチ部付属バックル(メス)と、どちらでも取り付け可能。





初回でも楽勝で完成です。(サイド、リアのガイロープは放置。立ち上げに最小ペグダウン6箇所のみ)設営時間は60分ほど。慣れれば30分以内にはできそうです。


あ、タイトルのレポートは次回(炎天下でも内部に入る余裕すらありませんでした)









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