苛烈なモーニング戦を終えた我々は
しばし休戦していた。
現地カラ松達の大歓迎を受けたタープ。
空は、
曇り時々紺碧。
エリート専用煙突は
昨夜からあたかも
純正品の如く正確無比に機能する。
・・・男が下したトライ判定に
周囲からはTMO要請が即座に入ったが
男は毅然と無視していた。
昨夜冷え込んでから、
後輩1の灯油ストーブを
共有タープに避難させ
薪ストーブとの二台体制となった。
この快適さたるや
今大会MVPに値する活躍だった。
・・・穏やかな時間は、
エリートたちが
いかに果敢なタックルで止めようとも
なんの躊躇もなくすり抜けていった。
・・・そして気がつくと
ランチ決戦のときが刻々と迫っていた。
つづく
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