エリートキャンパー達のノーサイドキャンプ1

By Nomadでオートキャンプ - 12月 01, 2019

・・・その男達は屈強なエリートキャンパーだった。

故に、関東平野部が適温となる11月の連休たるいまこそ、
避暑地でのキャンプに挑むのである。

というのも、
昨年からの冬季キャンプ(しかも平地)で
連戦連敗を続けた挙げ句、
冬装備を次々に買い揃えたまではよかったが、
ろくに使うこともなく夏を迎え、
各種ギアをタンスの肥やしとしてしまっていた
超弩級エリートキャンパー達による
リベンジマッチの幕開けだからである・・・。


メンバーは以下3組である。

■男(UjackDesert300+DODイレブンベース)

4ヶ月ぶりにCaptainStag製
薪ストーブを収納袋から出してみてみたら、
一面の赤錆の海にビビったあげく
出発直前に慌てて錆落とし&耐熱塗装で
かろうじて先輩の沽券を保った
Noギアメンテナンス系の
エリート重装キャンパー。


■後輩1(セレナ+TC(?)タープ)
家電キャンパーから始まり
最近ではバックパックキャンパーを
目指す永遠の迷走瞑想家。
娘から「車が一番寝心地いい!」
という残酷な現実を出発前日に突きつけられ、
今回は車中泊を決意した
エリート迷子キャンパー。


■後輩2(CIRCUS TC BIG+インナーテント/ケシュア)
冬季キャンプですら
降雨(雪)遭遇率が85%に達する気象兵器級の泥酔夫妻。
いまだに3,000円の寝袋を手放さず
アルコールと羽毛布団で
-6℃の夜を超えてきたと豪語するが
その実、さして記憶などない
エリート泥酔キャンパー。


1330。
高原地帯のフィールドにエリートたちが集結した。


ついに試合開始である。

商用車の白を明るくする
秋の森の緑。

標高の高い彼の地。



すっかり晩秋の気配である。

さっさと設営。

 今回も共有スペースとして
DODイレブンベース。
優秀なクローズドタープである。
・・・風さえなければ。


バックパックキャンパーに憧れる
後輩1の新型リュック。
まだ一度も使われいていない。
しかし涙と汗に汚れる日は遠くないだろう。

各組が設営を終える。
場内はごちゃごちゃモール状態である・・・。





後輩1が
手を出した新プレイスタイル。

ユニフレーム薪グリル


ヘリノックスチェア

限りなくハイタックルに近いラフプレイである・・・。

常にフェアプレイを心がけている男は
できるだけ焚き火の側にチェアを置くように
心がけたという・・・。




満を持して、
CaptainStag薪ストーブが登場。
全行程1時間でサビ止め塗装
されたとは思えない勇姿である。

これはどこかでみた・・・

 
あの伝説の

エリート専用排気システム。

・・・いつみても安定した異形である。


後輩1のコロナ灯油ストーブ。
今回はベンチ控えスタートである。

いつのまにかイレブンベース内に設置された
紅茶氏のコックピット。
既存ギアを組み合わせた見事なスクラムである。

後輩2の城。
サーカスTCBIG。
ケシュアと灯油ストーブも設置され、
このスクラムも強固である。


設営後、各自が昼食に。


サーカスの設営が終わった途端

後輩2は炭火肉であった。
文句なしのトライである。

対峙するは後輩1のコッヘルラーメン。
・・・異常に映える見た目。

ただ、麺の水切りに致命的な失敗をしたとかで
その味は極めて深刻だった模様。
つまりは、トライしたかに見えたが
スローフォアードのためノートライなのである。


その頃、
・・・紅茶氏の企みが
日向でアップを始めていた。

しかしあっという間に日が陰り
ほとんど解凍はすすまなかったという。


つづく

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