まだ見ぬ虎子をもとめ、
ある寒い日、試しにコールマンスクリーンタープ400の
全ドア解放で幕内運転を行った。
・・・もちろん、無加工ゆえに煙突からの排気も幕内へダイレクトである。
「ここに座りながら薪をくべて・・・」
浅はかな成功イメージがリスクを全て隠蔽していた・・。
日頃は沈黙を守る警報騎士。寝てるのか暇なのか見分けがつかない。
各種試行には頼もしいコールマン幕。軽い、早い。
UG51カマドは直火焼きも可能。
この網も標準装備である。
見た目より器用な子である。
ビジュアルもそうだが、
最大火力時の暖かさは灯油ストーブの比ではない。
薪を燃料とした暖房装置が、
長い間人類の頼もしい味方だったことを
DNAレベルで理解できる。
「スパークアレスタ?うぬ効かぬわ!」
最大火力時に派手に飛び散る火の粉達。
しかたなくアルミ板で天井を保護。
(対策がおそかったことを後に学ぶ・・・)
今回の試行の結果、
タープ天井部に6つの小穴をあけ、
瞬間的に300ppmを検出したCO警報器が
我が世の春とばかりに忙しそうに鳴った挙句、
幕内設置物すべてを強烈な燻製臭で包みこむという
稀にみる惨劇成果を得た・・・。
やはり、幕内で薪ストーブを使うためには
煙突加工(あるいは幕体加工)を施し、幕外への排気が必須要件なのだ。
先輩キャンパー諸兄の取り組みはやはり正しいのである・・・。
つづく
0 コメント